タカムラ40

昭和生まれ独身腐女子の華麗にて波乱なる日々のドラマの記録

四十路の危機

ライターの雨宮まみさんがお亡くなりになりました。享年40歳。

まさか自分と同い年だったとは…。

女の子よ武器を取れ」「40歳がくる!」などのコラムのファンだったので、

とても残念です。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

有名無名に関係なく、40代って危険なお年頃なんです。特に独身には。

若者では決してない。年寄りと呼ぶには若い。

一所懸命に積み重ねてきた人生の大したことなさに絶望したり、

若い頃に立てた目的に達していないことに焦ったりして、

ついつい奇行に走ったり自暴自棄になったりしてしまう…。

自他ともに「老人」とカテゴライズされる年代まで、どんなに小さなことでもいいから

楽しいことを拾い集めて、ただもう「死なないように」慎重に生きていく技術が必要とされる。

ある意味、これまでの人生で培った底力を試される時だと思います。

 

かといって、亡くなった雨宮さんに底力がなかったとは決して思いません。

死因は「事故死」だと公表されていますし、いちファンである私はそれを真実だと

信じるほかありませんし、実際にそうなのでしょう。

残念だと感じたのは、あの独自の感性と技術で記されたコラムを読めなくなった

ことについてだけです。

亡くなったことに関しては「お疲れ様でした」と労う気持ち以外にありません。

 

こういった四十路の危機については、塩野七生「神の代理人」に収録されている

法王アレッサンドロ六世の話がとても秀逸なのでおすすめです。

 

0歳で死のうが100歳で死のうが、人生は人生です。

どうせなら「これが自分の人生だ」と、言い切れるものを生きたいです。

 

 

神の代理人 (新潮文庫)

神の代理人 (新潮文庫)

 

 

 

 

 

広告を非表示にする